気付いたら小学館漫画賞、そして文化庁メディア芸術祭大賞受賞ですか。凄いなあ。それだけの迫力はあるから当然っちゃ当然ですな。つか「ジパング」はどうしたんだ。(あっちも受賞ラッシュに全然いやかなり相応しい漫画だと思うが)
これは3巻発売あたりからずっと追って読んできたので、最初のほうに比べるとかなりストーリーも大ごとになってきていて楽しい。
日本を大地震が襲って、北と南に分断されたとき、人々は、国は、どうなるのか、といった話なのだけど映画
「日本沈没」とか足元にも及ばないほど(当たり前か)その巧妙な推測に惹き込まれていってしまう。勿論こうなるかどうかはそうなってしまわないとわからない訳だが、そのベースとなる主人公の持つ「確たる信頼」、これがいい。日本は分断され、どろどろした感情が渦巻くなかで、ストーリーが追うのはあくまで「光」だ。これがあるからいい意味で「漫画」っぽく、楽しんで読んでいけるのだと思う。以下続刊期待!
なんで「新」なのかよくわからないのだが、本屋のPOPによると作者が倒れて一時休載になっていた模様。全然知らんかった・・・。まあ、この漫画は社会現象(?)にもなったし、描き続けるのは相当の負担であろうことはよくわかる。
今回は「移植」編。相変わらずいつも通りの「深い」「究極の」テーマ。どうやって収束させてゆくのか、(まあ結局答えはいつも読者に投げかける感じで終わるのだけど)気になるところ。とにかく、作者が入院しないことを祈ります。
2007/03/06
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